カラー剤がしみる、かゆいを甘くみてはいけない理由

ヘアカラーは日本の人口の65%がをしているというくらい、ライフスタイルに溶け込んだ存在になりました。
昔よく聞いた「茶髪」なんて言葉も、ほとんど使う機会がないくらいに普通なことになりましたね。

美容室でカラーをするときに美容師さんから割とよく聞かれる質問。

「しみてないですか?」

ちょっとだから我慢しちゃおう。

なんて思ってる方は要注意ですよ!

しみる、かゆくなるの原因

・カラーをしてる最中に頭皮がしみて痛い。
・翌日くらいから頭皮がかゆくてたまらない。

なんて経験をしたことがある方も少なくはないですよね。

ではなぜヘアカラーでそのような症状が現れる場合があるのでしょうか。

しみる、かゆいの要因と種類

ヘアカラー剤の中には髪を綺麗に染めるために次のような成分が含まれています。

・アルカリ剤

髪を柔らかくし、カラー剤が髪の毛の中に入り込みやすくする効果

・過酸化水素

髪を明るくし、カラー剤の発色を促す効果

・酸化染料(ジアミン)

名前の通り染料です。カラー剤の色はほぼこれの配合で決められています。アレルギーの原因になるのはこれ。

これらの成分が髪を染めるための反応をするときに頭皮にも刺激を与えてしまっているのです。

また、その刺激からくる皮膚炎(かぶれ)にも大きく分けて2種類あります。

・刺激性接触皮膚炎

一時的な刺激から出るかぶれ。多くは重たい症状にはならず一過性ですむことがほとんどです。

・アレルギー性接触皮膚炎

酸化染料をアレルゲンとし、症状が重たい場合だと顔全体が腫れたりするケースもあります。

アレルギー性接触皮膚炎には要注意

ヘアカラーはカラー剤の性質上、通常は塗り始めが一番刺激が強く徐々に弱まります。

塗りたてはちょっとピリッとするけどすぐおさまってきた。

という場合はほぼセーフです。

これはアウト!というのは次の2パターンです。

・塗り始めはなんともなかったけどだんだん痛くなってきて、どんどん痛みが増している。

・その日はなんともなかったけど、次の日からすごく頭がかゆい。湿疹が出てきた。

この2パターンに該当する方はアレルギー性の皮膚炎の可能性があります。

それでも我慢してし続けるとアレルギー症状は強くなる一方なので早めの対策を取ってください。
ヘアカラーは命がけですることではありません。

しみる、かゆみがでるへの対策

上でも書いたようにアレルギー性の皮膚炎が出てしまう方は酸化染料(いわゆるカラー剤)でのカラーは避けて下さい。

それでも白髪染めをしないとつらい方には次の方法をオススメします。

ヘアマニキュア

以前は持ちも発色も悪く、良いイメージを持たない方もいらっしゃいます。
最近のヘアマニキュアは薬がとってもよくなっているので綺麗に染まりますし、色の持ちも酸化染料より劣ることもありません。

メリット
・酸化染料を含まないので、アレルギーがある方でも安心して施術が行える。
・色数も多く、特に白髪率が高い方に対してはかなり自由度が高く色を選べる。
・コーティング効果があり、髪にはりこし、ツヤが出る。
・ダメージしない
デメリット
・脱色効果がないので、地毛の状態よりも明るくすることができない。
・頭皮につけると地肌まで染まってしまうため、根元のギリギリが染めきれない。

ヘナ

ナチュラルなヘナならジアミンは含まれていないので安心して施術が可能です。
しかし、ブラウンヘナと呼ばれる茶色く染まるヘナは酸化染料(ジアミン)が含まれるためアレルギーを持っている方は染められません。

メリット
・ナチュラルなレッドヘナ酸化染料を含まないので、アレルギーがある方でも安心して施術が行える。
・植物性の染料の効果で髪にはりこし、ツヤが出る。
・ダメージしない
デメリット
・ブラウンヘナは酸化染料(ジアミン)が含まれているのでアレルギーのある方は不可
・ナチュラルなヘナはレッドオレンジ一色しかない。

その他

その他はあくまでも接触性のかぶれの方向けです。

・根元につけないで塗布する
・ハイライトなど頭皮につかないデザインカラーにする
・オイルスプレーで頭皮を保護する
・カラー前にシャンプーをせずに始める

などなど美容室で対策できることは割とあります。

ご自身で対策していただけることとしては

・体調の悪いときはカラーを控える
・美容室前はシャンプーをしないでくる
・頭皮をかきむしらない

などですね。
特に女性は体調によってかぶれやすかったりすることもあるので、無理はせずにカラーをしましょう。

まとめ

1人でも多くの方にカラーリングを長く楽しく過ごしていただけるよう、ヘアカラーによる皮膚炎の種類、カラーの種類、対策とここまで書いてきました。
ですがアレルギーは誰もがなる可能性があるものです。

もし施術中にいつもと違う違和感を感じたら、些細なことでもすぐ近くの美容師さんに相談してください。

ご自宅でかゆみ、かぶれが出た場合は迷わずに一度シャンプーをしてしまいましょう。
色持ちよりも頭皮の方がずっと大切ですよ。
また、早めに皮膚科にかかることもオススメします。

私はジアミンかぶれにより首、まぶたまで真っ赤にかぶれた経験があります。
正直人前に出るのが恥ずかしいくらいぱっと見でわかるくらいに腫れ上がっていました。
アレルギー性接触皮膚炎は本当に恐ろしいものです。

しかし正しい知識を持って、適切な処置をすれば長く楽しくカラーリングをできます。

カラーリングはぜひ信頼できる美容師さんにしてもらいましょう。

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