梅雨や夏場など、湿度が高くなると髪がまとまりにくくなることはよくありますよね。
そこで、なぜ髪がまとまらなくなるのか、そしてどうしたらいいのかを超簡単にお答えします。
髪がまとまらなくなる理由
湿気を帯びると髪がまとまらない!と思っているあなたは、おそらく多かれ少なかれくせ毛なのではないでしょうか。
朝髪をセットした時はきちんとしていたはずなんだけど、出かけて少し経つとボサボサに崩れている。
これにはきちんとした理由があるのですが、今回は難しい話は無しにして超簡単にご説明します。
髪は湿気を帯びると楽な形になりたがる
これがほぼ全てです。
なんとなく半乾きくらいの状態の時の自分を思い出してみてください。
癖毛のあなたはドライヤーでしっかり乾かした後よりも癖が強く出ているはず。
直毛のあなたはなんとなくすでに真っ直ぐになっているはずなんです。
その状態が髪が一番楽をしている状態です。あなたの本来の髪質がその状態なのです。
綺麗にスタイリングをしても、湿気を帯びるとあなたの髪はその状態に戻りたがるのです。
だからまとまらない、崩れる。ということが起きてしまうのですね。
どんな対策ができるか
そうは言っても崩れるもんは崩れる。では辛いですよね。
以下ではそれに抗うための簡単な方法を3つ紹介させていただきます。
ケア剤、スタイリング剤を変える
まず手軽にできることとしてこれをお勧めします。
特に乾かす前にオイルをつけている方。オイルは艶も出るし指通りも良くなるので間違ってはいません。
ただ、保湿力はあるのですが保水力にはややかけます。
特に湿気が気になる時期にはオイルの前、もしくは代わりにヘアミルクをつけてあげると良いです。
ミルクタイプのものにはCMCと呼ばれる脂質を多く含んでいるケースが多いです。
またスタイリング剤をウェット感がしっかり出るもの。
重ためのスタイリングオイルやソフトジェル、ヘアバームに変えてあげることも手です。
どちらもそうですが、湿気にやられる前にしっかりしっとりさせてしまう。という対策方法です。
縮毛矯正をかける
これはもう以前からの王道の対策なのでいまさらあれこれ言う必要もないですね。
人によりですが、4ヶ月、6ヶ月、一年のスパンでかける方が多いです。
梅雨前の5月後半くらいに一度かけることを目安に年間でスケジュールを組むとずれ込みにくくて良いですよ。
カール感のあるパーマをかける
最近私がオススメしているのはこれです。
湿気で崩れるくらいなら、湿気が出ても素敵でいられるスタイルにしてしまおう。という作戦です。
パーマは濡れた状態が一番カールがよく出るので、むしろ湿気は友達となります。
朝、髪を濡らしてスタイリング剤を揉み込むだけでヘアスタイルも完成する手軽さもオススメポイントですよ。
膨らむのが気になる方も、ぺちゃんこになるのが気になる方にもお勧めできます。
くせの種類によっては難しいこともありますが、一度美容師さんに相談してみるのも良いのではないでしょうか。
今回は湿気で髪がまとまらないのはなぜ。どうしたらいい?と言うことについてお話をさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。これからやってくる梅雨、夏の多湿シーズンも素敵なヘアライフをお過ごしいただけますように。