髪の毛がパサパサでテンションが上がらない。
しっかりケアはしてるはずなのに、毛先がパサパサする。
女性にとって髪の潤いはとっても大事なものですよね。
どうして髪の毛がパサパサするの?
どうしたら髪が潤うの?
その悩みと疑問を解消します!
パサパサする三種の要因
髪がパサパサする要因は大きく分けて
2・科学的要因
3・先天後天的要因
の3種類に分けることができます。それぞれの要因で潤う髪を取り戻すアプローチも変わってくるので、これを知っておくのはとっても大切ですよ!
物理的要因
・摩擦
髪の表面はキューティクルというウロコ状のふたで覆われています。これがタオルでこすりすぎる、枕とこすれすぎる、逆毛を無理に立てる。などの外からの摩擦を受けると剥がれてしまい、それがパサつきの原因になります。特に濡れた状態だとさらにキューティクルは簡単に剥がれてしまうので気をつけてください。
・ヘアアイロン、ドライヤーなど熱の当てすぎ
髪の毛はタンパク質でできています。生卵も熱を当てるとゆで卵になって硬くなりますよね?髪も似たような性質があり、必要以上の熱を当て続けると焼けてタンパク変性を起こしてしまいます。ドライヤーも乾かすためには必要ですが、乾かしすぎて静電気が起きるようでしたらそれは乾かしすぎなので気をつけてください。
・シャンプー
必要以上に洗浄力の強いシャンプーを使うことによって髪は乾燥しパサパサします。
・ほこり
ほこりが髪表面にくっついていると水分を吸収し髪が乾燥します。また指通りが悪くなる原因にもなり、髪を無理に引っ張った結果髪がダメージする原因にもなります。
科学的要因
.紫外線
髪の毛は紫外線によって乾燥、強度が下がる、表面のざらつき、色素や光沢のが失われるなどの多くの悪い影響を受けます。またプールや、海などで濡れた状態で紫外線を浴びると、さらにダメージが進むことが近年の研究でわかりました。
・美容室での薬剤の施術
カラーやパーマなどから受けるダメージです。近年美容の薬はどんどん良くなり、ぐっとダメージを抑えた施術ができるようになりました。しかし全くダメージさせない。というのは不可能です。どのような施術でもダメージがあることは理解した上で施術を受けましょう。
先天、後天的要因
・くせ毛
くせ毛は直毛に比べて髪の毛の中の水分量が少ない場合が多く、また毛髪中の水分のある場所にかたよりがあります。そのためどうしてもまとまりにくくパサついた印象になります。
・加齢
年齢を重ねることにより、毛髪中の水を含みやすいタンパク質と油を含みやすいタンパク質の割合が変化していきます。それにより髪の水分量は低下していきパサついた印象になりやすいです。
潤う髪はこう作りましょう
パサパサの要因はわかっていただけたでしょうか?
ではどうしたらそれを改善していけるか。潤いのある髪はちょっとした気遣いで作っていけるんです。
シャンプー
シャンプーって毎日しますよね?日々の髪のケアの中で実は一番大事なのがこれなんです。
たくさん種類があるシャンプー剤。色々な情報がありどれを使ったらいいのかわからないですよね。でも良く考えてみると、シャンプーって髪と地肌を洗うもの。洗剤なんです。
しっかりとした洗浄力は必要ですが、必要以上に洗いすぎると髪の毛が持っている水分、脂分まで奪い取ってしまいます。
オススメはマイルドな洗浄力で優しく洗い上げる、アミノ酸系の界面活性剤を使ったものです。
シャンプーの成分表示を見てみましょう。
・ラウロイルシルクアミノ酸Na
・ココイルメチルアラニンNa
・モノアルキルフォスフェイト
・ラウリルリン酸Na
・コカミドプロピルベタイン
などの成分がアミノ酸系の界面活性剤です。大体の場合シャンプーの成分表示は、水、界面活性剤、コンディショニング成分、の順で表示されているので参考にしてみてください。
僕のオススメのoggiottoのシャンプーは最高です。
外的要因をシャットアウト
夏場は紫外線、プール、海水浴。冬場は乾燥した空気にさらされるあなたの髪の毛。パサパサにならないためにで、きるだけこれらの要因から守ってあげてください。
・紫外線
帽子をかぶるだけでも軽減します。それができない時は髪用の日焼け止めも販売されていますので利用するようにしましょう。
・プール、海水浴
入る前に髪をシャワーでできるだけ濡らしてしまうことで、プールの塩素水、海水の髪への浸透を和らげます。また上がった後は真水でしっかりとすすぐようにしましょう。
・乾燥した空気
保湿用の洗い流さないトリートメントをしっかりとつけましょう。ミルクタイプのものがオススメです。
美容室での施術にも注意
髪を綺麗にするはずの美容室にもダメージの原因は隠れています。こんな場面に出くわしたらその美容室は要注意ですよ。
・カットされているときにハサミが引っかかって痛い
切れ味の悪いハサミを使っていると起きる状態です。切れ味の悪いハサミで髪を切ると、切り口の断面がぐちゃぐちゃに乱れ枝毛、切れ毛を作る原因になります。
・パーマや、カラーの施術中にやたら温めてくる。
最近の美容の薬剤はほぼ常温でしっかりと作用するように作られています。必要以上に熱を与える施術はダメージの原因になり髪野毛をパサパサにしてしまします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日々の少しの心がけからキレイな髪は作っていけるんです。意外に思うかもしれませんが、カットの最中に枝毛ができているケースは結構多いので、今度カットをしてもらう時は少し気にしてみてくださいね。髪がパサパサする、を解消して潤う髪で楽しい毎日を過ごしましょう。