誰だって髪型は似合ってるほうがいいし、できれば人に褒めててほしい。でもスタイリングは簡単なほうがいいに決まってますよね。
なかなかそんな理想のショートヘアに出会えないあなたもこれを読めばもう大丈夫。
ショートにしたいけど、踏ん切りがつかない!そんなあなたの肩も少し押しちゃいますよ。
ショートヘアが全く似合わない人はいない
「ショートなんて絶対似合わない」
「前にやったことがあるけどダメだった」
なんて理由でショートヘアを避けてる方もいますが、およそどんな方にでも似合わせることができる応用力の高さもショーとヘアの魅力です。
あなたのショートヘアってどのくらいの長さ?
意外と人によって定義の違うショートヘアの長さ。特に僕ら美容師のショートと、お客様のショートの長さって驚くほど違うことが多いんですよね。
耳が出ていたらショート?
サイドがあごくらいの長さでショート?
あご下のボブはショート?
肩よりも短ければショート?
僕が美容師さんと話すときのショートは、だいたい横の髪がほほくらいの長さのヘアスタイルです。
でもきっとあなたのショートヘアってもっと長いはず。
なのでこの記事のショートヘアは肩より短ければショートヘアにしてしまおうかと思います。
ショートといっても髪型のバリエーションは様々
選択肢の幅をもたせておけば、ショートヘアも怖くないです。
あなただけの似合う髪型を探してみましょう。
・ショートグラデーションボブ
骨格の補正も効かせやすく、後頭部の丸みもカットで作りやすい、似合わせ幅のとても高いショートスタイルです。
丸みが強く可愛らしい髪型から、サイドをシュッとさせてかっこいい大人っぽい雰囲気まで自由自在。
・ボブ
ロングから切る方でいわゆるショートまでするのは怖いという方は、ボブで一旦止まってみるのてですね。誰にでも似合う難易度の低い髪型です。
ゆったり肩ギリギリのロングボブ(ロブ)から、襟足の生え際いっぱいまで切り詰めたミニボブまで。長さの設定、前下がり具合の調整で雰囲気を変えることができます。
・ベリーショート
思い切って短くいきたい方は、個性の強く出るベリーショートもオススメです。
男の子っぽくならないように短い中にも丸みを感じさせるカットが必要な、美容師さんの腕が試される髪型でもありますね。
似合わせは百人百通り
例えばあなたがエラが張っているのが気になっているとします。
似合わせのセオリーで行けば、サイドの髪を少し長めに設定してエラをカバーします。
でも本当にそれしか方法がないの?
答えはNOです。
あなたがコンプレックスに感じているそのポイントは実は魅力に変わる可能性も秘めているんです。
あえて思い切って出してみる。そのかわりに動きの出るヘアスタイルにして毛先の遊びの方に目がいくようにしてみたら?
あなたが一番輝く長さ、見せ方はきっとあるはず。
こうじゃなきゃダメなんだよね。という思い込みは、似合う髪型に出会うチャンスを減らしているかもしれませんよ。
似合う髪型に出会う近道
どうしたら自分に似合う髪型に出会えるのか。きっとこの画面の前で考えてもわからないですよね。
答えは美容室にありました。
カウンセリングではかっこをつけない
あなたはご自宅でスタイリング剤を使いますか?
ドライヤーを使いますか?
そもそもスタイリングは好きですか?どちらかというと苦手ですか?
きっと初めて行った美容室ではたくさん質問されることがあると思うんです。でもそれはあなたにとってとても大切なことです。
美容室ではキレイだったけど、お家に帰ったらうまくできなかった。なんて経験、きっとあるはずですよね。
自分が楽にできるヘアスタイルにしてもらうために、自分がこれはできる、これはしたくない。をはっきりと言うのはとても大事なことですよ。
以下の記事も参考にしてください
→再現できないヘアスタイルは美容師の自己満足
美容師さん探しも大事
ショートヘアでもロングヘアでも同じなのですが、こんな美容師さんは避けたほうがいいと思います。
・自宅でセットして同じスタイルになった試しがない。
上でも説明しましたが、あなたのことを理解する気がない。もしくはその技術がまだない方なんだと思います。
・会話が全く噛み合わない。
そもそもあなたと感じることが全く違っています。きっといい方向には進まないでしょう。
・カットされている時にはさみが引っかかって痛い。
切れ味が悪いハサミで髪を切ると、髪が痛み切れ毛、枝毛の原因になります。また、道具のメンテナンスも満足にできていないなんて、プロ意識の低い方なので信用しにくいですね。
信用できる美容師さんに出会うのも、素敵なヘアスタイルに出会う重要なポイントです。
好きと似合うは別問題
あなたは自分がこれが好きという洋服と、人からこう言うのが似合うよねと言われる洋服って一致していますか?
意外と多くの方が【好き】と【似合う】が違うのではないかなと思います。
髪型にも同じことが言えて、自分が好きなニュアンスと似合うニュアンスがずれている場合があります。
全く嫌いなものを受け入れる必要はありませんが、美容師はヘアスタイルのプロですので思い切って任せるところは任せてしまうと、周囲の方から褒められるスタイルになれるチャンスもあるかもしれませんね。
まとめ
ショートヘアは信頼できる美容師さんさえいれば、そんなにハードルが高い髪型ではありません。
しっかりと美容師さんとコミュニケーションをとり、自分史上最高のヘアスタイルを手に入れる参考になればいいなと思っています。